出版社内容情報
「失敗」と聞いてネガティブな感情を持つ人もいるかもしれません。しかし、ソフトウェア開発の進化は、失敗を許容するテクノロジーの進化です。DevOpsやアジャイルといった武器とともに、「正しく」失敗し、トライ&エラーを繰り返すことが必要です。開発チームは、あえて失敗を作り出し、積極的に失敗を共有し、メンバーの失敗を心から許容することが必要です。
しかし、現実の開発現場には残念ながら「間違った失敗」があふれています。それを「正しい失敗」へと転換することが本書のテーマです。「隠された失敗」から「透明性のある失敗」へ。「繰り返される失敗」から「学べる失敗」へ。「低リスクなムダな失敗」から「リスクをとった学べる失敗」へ。「間違った失敗」を生み出す恐怖と不安を乗り越える技術を、構造、文化、プロセスといった幅広い側面から紹介します。
内容説明
「間違った失敗」から「正しい失敗」へ。「隠された失敗」から「透明性のある失敗」へ。「繰り返される失敗」から「学べる失敗」へ。「低リスクなムダな失敗」から「リスクを取った学べる失敗」へ。「構造」「文化」「プロセス」で「失敗を生む恐怖」に立ち向かう。
目次
序章 「間違った失敗」が起こる構造
第1章 「間違った批判」から生まれる「間違った失敗」
第2章 「間違った失敗」から「正しい失敗」へ
第3章 「正しい失敗」は技術革新によって作り出された
第4章 「間違った失敗」の背景にある「関係性の恐怖」
第5章 構造を動かす―「恐怖」と向き合う技術1
第6章 文化を醸成する―「恐怖」と向き合う技術2
第7章 プロセスを作る―「恐怖」と向き合う技術3
付録 ソフトウェア開発の失敗「20」の法則
著者等紹介
石垣雅人[イシガキマサト]
合同会社DMM.com。DMM.comにエンジニア職で新卒入社し、プロダクトマネージャーを経て2020年、DMM.comの入口である総合トップなどを管轄する総合トップ開発部の立ち上げを行い、部長を務める。現在は、DMM.comの4,507万(2024年2月時点)会員のID基盤を中心に複数のプラットフォーム基盤を扱う部署の部長を務めながら、DMM全体のエンジニア・デザイナー・PM組織の組織課題を解決する部署も兼務している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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