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内容説明
1960年、博報堂は「これから、この精神でいく」と『博報堂宣言』を立ち上げました。ここから革新が始まります。広告は、企業と生活者のあいだで、両者の満足・喜び・幸せを創るもの。決して、企業が伝えたいことをメディアに乗せるだけの仕事ではないし、まして、自由な舞台の上で何を演じてもいいというわけではありません。生活者を徹底的に観察し、深く洞察する人間学であり、そこで発見したことを発酵させて情報価値を生みだす仕事です。博報堂はこのスタイルで働き続けてきましたが、このスタイルは、広告人だけに必要とされるものではありません。企業と生活者、両者の満足・喜び・幸せを創ることは、すべてのビジネスパーソンに求められるスタイルです。本書では、博報堂の空気を35年間呼吸してきた元制作部長が、そこで身につけた「考える姿勢」を伝えます。最先端になるための、60の「根っこ」。
目次
1 博報堂の根っこ(「これから、この精神でいく」)<br/>2 ビジネスに効く「しなやかな発想」(広告会社は。 博報堂は。 仕事とは。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朝日堂
16
広告業に携わる人のための心得書。2008年発行とあり、さすがに古さは否めない。「工業化社会から情報化社会へ」「広告は幸せを売る作業」などという文句が出てくるとその先を読むのをためらってしまう。現在では当たり前すぎることが、当時はまだ当たり前ではなかったのだろうか。なんとか読み終えた。そして得たものは「モノを売るのではなく、意味を売る」という考え方。これは今後も重要なテーマになってくるだろう。それにしても広告業界も大きく変わった。今やその場はインターネットに場所を移し、さらに上位に表示される技術まで要する。2013/07/15
うさうさ
3
元クリエイティブ社員が書いた社会における広告会社の存在意義、博報堂の存在意義。「広告人の前に社会人」とか「博報堂は個人商店の集まり」とか全体的に当たり前の事が書かれている印象を受けると思えば、2008年発行と古いんですね。生活者と企業の真ん中にいる博報堂。結局ブレない軸を持ってるのが愛される理由なのかな。広告マンが読むより、広告志望の大学生にお勧め。2013/11/21
tuppo
2
新人でこれ聞かされるのはつらいだろうなあとも。いきなり説教というか。2024/04/11
fuku
2
切り捨てていく大事さ2016/01/17
なべたろう
1
見えなかったものを見えるようにしてあげる発見名人。粒ちがい。博報堂素敵だなぁ2020/01/28