内容説明
契約法の基礎からわかりやすく解きほぐすスタンダードテキスト。ケースを用い具体的場面における要件・効果の適用を意識でき,初学者から学習経験者まで深い理解に資する。コラムやWEB欄など興味をかき立てる事項も盛りだくさん。平成29年民法改正に対応。
目次
Part 1 契約総論
第1章 契約の拘束力と契約自由の原則
第2章 契約の成立とその周辺
第3章 契約関係存続中の諸問題
第4章 契約上の地位の移転
第5章 契約の解除
第6章 約款と定型約款
Part 2 契約各論
第7章 典型契約総論
第8章 売買
第9章 贈与
第10章 消費貸借
第11章 賃貸借
第12章 使用貸借
第13章 役務提供型契約
第14章 その他の典型契約
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tieckP(ティークP)
3
有名なシリーズながら、ネット上を探しても書評や感想が見当たらない。それもそのはず、同シリーズの他の巻は2000年頃に出て版を重ねているのに、本書はやっと2018年に出た。要するに、七巻のシリーズを全部揃えたら全体を学んだことになる、というセットとして読者に浸透できず、「契約」については他の本が埋めるという仕組みができてしまった。法を学ぶ人は定番のセットを先達に聞いてそのまま暗記する、という効率重視の戦略を選びがちだが、本書は法律入門書として標準の読み心地で、債権法改正に対応しているので読んでも良いと思う。2020/04/22
-
- 海外マガジン
- AUTO & DESIGN
-
- 電子書籍
- 法から学ぶ文化政策[固定版面]